黄色の錠剤と瓶

性器ヘルペスとは性器の周辺に水ぶくれができる性感染症の一種です。主な感染経路としてはセックスやオーラルセックス、アナルセックスといった性交渉が知られていますが、それだけが感染経路ではないことをよく覚えておく必要があります。

たとえば、洋式トイレの便座を共有する、感染者が使ったタオルから感染するなど、家族間で移る確率も高い性感染症なのです。初めて性器ヘルペスに感染したときは、性器の周辺に強い痛みや腫れが生じることがありますが、中には症状が軽く済む場合もあります。しかし、他の性感染症と違って再発するリスクが高いのです。免疫力が低下すると菌の活動が活発になり、再び症状を引き起こしてしまいます。

性器ヘルペス感染症って何?覚えておこう

ヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染することで起こる病気のことです。ヘルペスウイルスに感染する部位としては、口や帯状疱疹などがよく知られていますが、性器でも同様で、肛門や性器に水ぶくれができるのが特徴として知られています。ヘルペスウイルスの感染経路としては、性行為が主な原因ですが、それ以外にも感染することがあるので注意が必要です。

洋式トイレの場合は家族や他の人と共有することになりますが、便座からウイルスが感染することもあります。他にも、銭湯などから感染することもあるほど、比較的感染力が強いことをよく覚えておきましょう。ヘルペスウイルスに感染しても、8?9割の人はすぐに症状が出ないのです。ウイルスに感染してから数年から数十年経過して症状がでることもあるのです。

成人女性の7割が30歳までにヘルペスウイルスを持っていると言われているほど、身近に起こる病気です。そのため、ウイルス感染の心当たりや原因を特定するのが難しいことが多いのです。初めて感染したときは、水ぶくれに痛みや腫れが強く出ることが多いのですが、あまり症状が出ない人もいます。中には無症状の人もいるほどです。性器だけでなく、ヘルペスウイルスが関連する疾患で注意が必要なのが再発です。感染力の強さから再び発症するリスクが非常に高いので、一度完治しても水ぶくれなどが再発することがあるのです。

再発するときは免疫力が低下しているときです。普段は免疫の力でウイルスの働きが抑えられているのですが、免疫力が落ちてくるとウイルスの働きが活発になり、症状が再び出てくるようになります。ヘルペスは早めに治療開始した方が、治療期間も短くて済むことが多いようです。

主な治療方法は、ゾビラックスやバルトレックスなどの薬の服用です。早めに薬の服用を進める理由は、再発率を下げる効果も期待できるからです。ヘルペスウイルスは一旦症状が落ち着いても、まだ体内に残っています。そして、体の抵抗力が弱ったときに、活動を活発化させて症状が出てくるようになるのです。そこで、早めに治療開始するのがおすすめです。女性ではクラミジアに次いで疾患数が多く、男性の場合も3番目に疾患数が多いので、誰でも感染する危険性があることを心得ておきましょう。

感染経路は性行為だけではなくお風呂やトイレ

性器ヘルペスは、ヘルペスウイルスが原因で起こる性感染症の一種です。ヘルペスウイルスは性器だけでなく、口唇ヘルペスという疾患名があるほど口や体全体に帯状疱疹として表れることがあります。それほど、私たちにとって感染リスクが高いウイルスだと言えるでしょう。

ヘルペスによって水疱や腫瘍が性器にできてしまい、特に女性の場合症状が重症化しやすいようです。外陰部が腫れあがってしまって、歩けないほど強く痛む事例も報告されています。性器のヘルペスは主に性交渉によって感染するのですが、それだけが感染経路ではありません。お風呂やトイレでも感染するリスクが高いため、トイレやお風呂を共有する機会が多い家族間で感染が拡大することもあるのです。

性器に限らずヘルペスウイルスによる疾患は、部位に関わらず自然に症状が改善しても感染元となる部分にウイルスが残っているのが大きな特徴となります。
一旦は症状が落ち着いていて、普段は免疫の力でその働きが抑えられていて無症状なのですが、免疫力が低下してしまうと再び活動を活発化させるようになるのです。風邪を引いたり体調不良が続いたり、ストレスが過剰にたまっていたりすると、急にウイルスの働きが活性化して、水ふくれなどの症状が出るようになります。

ヘルペスウイルスはセックスだけでなく、銭湯や自宅のお風呂、トイレの共有で感染することもあります。そのため、世界的に見てもヘルペスの患者数は多く、50歳未満で約37億人もの人がヘルペスウイルスに感染しているというデータがあるほどです。完全に予防することは困難ですが、ヘルペスの発症リスクを減らすことはできるでしょう。

まずは、セックスするときにコンドームを身に付けることです。ヘルペスウイルスを持っている相手の体液に直接触れるような行為は、感染リスクを高めてしまいます。セックスでもオーラルセックスでもコンドームを付けておくと、直接体液に触れずに済むので、ウイルスの感染を抑制できます。

また、セックスの相手を1人に絞ることも有効策の一つになります。ヘルペスの原因となるウイルスは、多くの人が持っている可能性が高いウイルスです。不特定多数の人と関係を持てば、それだけウイルスをもらってしまう確率藻高くなってしまいます。

性器ヘルペスの治療薬はバルトレックス

性器ヘルペスに感染してしまったら、薬による治療で改善が期待できます。代表的な治療薬としては、ゾビラックス以外にもバルトレックスがよく知られています。バルトレックスは、ウイルスが細胞分裂するときに作られるDNAの複製を阻害する働きに優れています。

DNAは細胞の核となるので、そのDNAが作られないと細胞が増えず、ウイルスの力が弱くなります。疾患の原因ともなるヘルペスウイルスは、一旦症状が収まってもウイルス自体が体から完全に消えるわけではありません。そのため、ヘルペスは再発するリスクが非常に高いのです。

ヘルペスの再発は、主に免疫力が下がったときに起こりやすくなります。しかし、バルトレックスを定期的に服用していると、ウイルスの再発防止に役立ちます。バルトレックス以外にも性器ヘルペスに効果を発揮してくれる薬はありますが、処方される確率が高いのがバルトレックスになります。

バルトレックスは性器ヘルペスだけでなく、ヘルペスウイルスが原因で起こる水疱瘡や帯状疱疹にも効果が期待できます。性器ヘルペスの治療として服用するときは、成人の場合1回500mgを1日2回服用しますが、再発予防目的で服用するときは、1回500mgを1日1回服用します。

性器ヘルペスを発生させるヘルペスウイルスは、性器を触れあう性交渉だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスの性行為でも感染してしまいます。さらには、お風呂やトイレから感染することもあるので、誰もが感染しやすいウイルスだと言えます。

性器ヘルペスを予防するためには、性器ヘルペスウイルスを持っている人との性的接触を控えることが大切です。心配な時は、パートナーと一緒に検査を受けてみると、安心です。性交渉の時は、コンドームを身に着けておきましょう。検査は、病院で受けることもできますし、自宅で検査が行えるキットが販売されているのでそれらを利用してもよいでしょう。

いずれにせよ、早い段階で薬を服用することができれば、治癒までそれほど時間もかからないでしょう。また、早期治療を行うと、再び発症する可能性も低くできることが分かっています。再発してしまった場合でも、症状が軽く済むことが多いようなので、早めに薬の服用をしておくのがおすすめです。