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日本で一番感染率の高い性病クラミジアとは

2019年12月07日
患者を励ます医者

性感染症にもいくつかの種類がありますが、日本で最も患者数が多いのが性クラミジアです。特に高校生から若い世代を中心に感染者が多く報告されているので、高校生のお子様など該当する年代がいる方は注意する必要があります。

日本に限らず性クラミジアは男性も女性も感染しますが、男女とでは症状の表れる場所や表れ方に違いがあります。女性の場合、男性よりも無症状であることが多く、クラミジアに感染していることに気が付くのが遅れがちになります。クラミジアに感染していることを知らずに、性交渉を続けているとどんどん感染を広げる原因にもなってしまうのです。

クラミジアの感染経路は主に性交渉です。性交渉といっても、一般的なセックスだけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染してしまいます。性クラミジアの原因菌は感染者の体液に多く含まれており、その体液に直接触れるような行為をしてしまうと、感染する確率が高くなってしまいます。一般的なセックスで感染した場合は男性は尿道に、女性は子宮頚部から感染することがほとんどです。オーラルセックスで感染したときは、咽頭部に感染します。クラミジアに感染していても、頭部に感染していなければ、オーラルセックスやキスをしても感染する確率は低いでしょう。

咽頭部に感染すると喉の痛みや腫れといった初期には風邪に似た症状がでるので、風邪と誤診されることが少なくありません。クラミジアに感染していると、最初のうちは症状に気が付くことが少ないほど無症状で、検査や治療を受けないことがほとんどです。

しかし、放置しても自然治癒することがないので、ジスロマックやレボクイン、アジーといった抗生物質を服用して治療するしかありません。クラミジアは初期の段階で発見することができれば、ジスロマックを代表としてレボクインやアジーといった抗生物質薬の服用も短期間で済むかもしれません。しかし、症状が悪化すると女性の不妊リスクも大きくなってしまいます。

原因菌が子宮頚部から卵管を通じて感染が広がっていくと卵管が詰まってしまって、排卵障害が起こるようになります。排卵しなければ妊娠することも難しいので、不妊の原因となってしまうのです。また、運よく妊娠できたとしても、胎児に感染するリスクがあることを覚えておきましょう。早めに感染に気が付くためには、おりものの変化に気を配ることです。

クラミジアに感染するとおりものの色が濁ったり、悪臭をはなったりするようになります。おりものの変化は何等かのトラブルが起こっているサインなので、早めに検査を受けることをおすすめします。