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砂糖をたくさん摂る人は腸カンジダ症の可能性

2020年02月04日

カンジダとは、性感染症の中でも感染者の多い症状の一つです。カンジダは相手の粘膜に直接触れるような性行為を行うことで感染するため、性器や肛門、オーラルセックスによる咽頭に原因菌が感染すると言われています。

そのため、症状も初期段階では感染場所に限られることがほとんどです。しかし、性器や肛門、咽頭だけでなく、消化器官にまで感染を拡大する事例が多く報告されるようになりました。それには、砂糖などの糖分の過剰摂取が大きく関係しています。

一昔前の食生活と比較してみると、私たちは日常生活で摂取する甘いものや単純糖質を多く含む食品が増えていることが分かっています。カンジダ菌は糖が分解されるときに精製されるブドウ糖をエサとするため、砂糖を含む甘いものや糖質の摂取量が多い人ほど菌の増殖リスクが高くなってしまうのです。

消化器官の中でも腸は人間の免疫機能で大きな役割を果たしている器官であることがわかっていいます。その腸にカンジダ菌が感染した場合、腸カンジダを引き起こします。他にも、味覚異常や舌の痛みなどの口腔トラブル、歯周病、食道炎など、さまざまな体調不良を引き起こす原因になるのです。腸カンジダになると、炎症を起こしてしまう潰瘍性大腸炎やクローン病といった病気にも関係することがわかっています。

クローン病とは食道から大腸までが障害受ける難病に指定されており、国内だけで5万人以上の患者がいると報告されています。その主な症状としては、下痢や腹痛、体重減少などです。

そして、カンジダ菌が増殖することで消化器官だけでなく、全身の疾患にも大きく影響を与えることになります。菌が異常増殖することによって、全身の免疫状態が悪化してしまうことが大きな原因となります。

また、カンジダ菌は抗生物質を服用、投与したときも増えやすくなるので免疫状態に対する注意が必要です。抗生物質は悪い菌だけでなく、人間にとって良い働きをしてくれる菌にも影響を与えることがあります。よい菌の働きが低下することで、カンジダ菌や白癬菌の活動が活発になってしまい、体力低下など不調が表れやすくなります。

性器や肛門だけでなく、全身に不調を引き起こす原因となる菌を増殖しないようにするためには、日頃から気を付けることです。まず、セックスのときはコンドームを着用するようにすること、ブドウ糖に変わりやすい単純糖質の過剰摂取を避けることです。また、体力低下が起こると免疫力も低下してきて、カンジダ菌や白癬菌などに感染するリスクも高くなるので、コンドーム装着以外に体調管理にも気を付けましょう。